【2022年7月更新】「農業」の技能評価試験スケジュール

在留資格「特定技能(農業)」を取得するためには、
農業技能測定試験(ASAT)に合格しなればなりません。

また企業は自社で働いている留学生アルバイトの方の在留資格を特定技能に変更したい場合、この試験に合格させる必要があります。
 
特定技能(農業)は農林水産省が管轄しております。(農林水産省のHPはこちら
 
 

最新の試験スケジュール


農業分野での技能試験は「一般社団法人全国農業会議所(NCA)」が実施しています。(NCA HPはこちら
 
農業分野の技能測定試験は、耕種農業全般畜産農業全般に分かれていますので注意が必要です。
 
技能試験は国内・国外で開催されています。

国内試験 


2022年7月       2022年8月      2022年9月
 

国外試験


こちらより各国の試験スケジュールを確認できます。


・フィリピン    

こちらから確認・予約を行ってください。

マニラとダバオで試験を受ける場合は、ワクチン接種が必須となっています。
 
 
・インドネシア

こちらから確認・予約を行ってください。
 
インドネシアで試験を受ける場合は、最低1回のワクチン接種が必須となっています。


・カンボジア

こちらから確認・予約を行ってください。


・ネパール

こちらから確認・予約を行ってください。


・ミャンマー

こちらから確認・予約を行ってください。


・タイ

こちらから確認・予約を行ってください。


・モンゴル

こちらから確認・予約を行ってください。


・ウズベギスタン

こちらから確認・予約を行ってください。


日本語試験は「国際交流基金日本語基礎テスト又は日本語能力試験N4以上」に合格する必要があります。
「国際交流基金日本語基礎テスト又は日本語能力試験N4以上」は、どの分野でも合格が必須になります。
詳しい日程等についてはこちらの記事を参考にしてください。

 

試験概要


1.試験問題について
試験言語:日本語または試験実施国の現地語   
実施方法:CBT方式   
受験資格:17歳以上(インドネシア又はミャンマー国籍を有する者は18歳以上)
 
 
耕種・畜産共に
 
農業全般の技能に関する学科及び実技問題と   
日本語で指示された農作業の内容等の聴き取り問題      
 
の二部構成になります。
 
 
〇耕種農業全般    
 全70問程度 60分          
 
 試験内容    
 学科試験     
 ・耕作農業一般に関する知識     
 ・安全衛生     
 ・稲作     
 ・畑作、野菜     
 ・施設園芸     
 ・果樹
    
 実技試験     
 ・稲作     
 ・畑作、野菜     
 ・施設園芸     
 ・果樹        
 
 耕種農業全般技能試験のさらに詳しい内容はこちら
 

〇畜産農業全般    
 全70問程度 60分
    
 試験内容    
 学科試験     
 ・畜産農業に関する一般試験     
 ・安全衛生     
 ・酪農     
 ・肉用牛     
 ・養豚     
 ・養鶏     
 ・軽種馬     
 ・養蜂
    
 実技試験     
 ・酪農     
 ・肉用牛     
 ・養豚     
 ・養鶏
    
 畜産農業全般技能試験のさらに詳しい内容はこちら
 
 
2.受験手数料
 
8,000円(税込)
 
 
3.合格基準
 
総合得点に対し、全国農業会議所が定める判定基準を越えていること
 

申し込み方法

 
試験の申し込みにはIDの取得が必要になります。

国内外試験の共にこちらから予約受付ができます。
受験する国を選択し受付を進めてください。
 

学習用テキスト

試験対策用の学習用テキストが「一般社団法人全国農業会議所(NCA)」から配布されています。(HPはこちら)

テキスト一覧
→日本語      耕種農業      畜産農業      日本語学習用
 
→英語       耕種農業      畜産農業      日本語学習用
 
→インドネシア語  耕種農業      畜産農業      日本語学習用
 
→クメール語    耕種農業      畜産農業      日本語学習用
 
→ミャンマー語   耕種農業      畜産農業      日本語学習用
 
→ベトナム語    耕種農業      畜産農業      日本語学習用
 
→タイ語      耕種農業      畜産農業      日本語学習用
 
 

試験免除対象者


以下に掲げる方については、技能試験・日本語試験が免除になります。
 
〇「農業分野」の第2号技能実習を修了した方 
 
  

さいごに

 
農業(漁業も)は他の分野と違い、派遣形態が認められている分野です。繁忙期と閑散期がある農業(漁業)の特定技能外国人に安定的に仕事を与えるためです。

派遣形態は技能実習制度には認められていませんでしたが、特定技能では繁忙期の人手不足を解消してくれる可能性を秘めています。特定技能を活用した新たな事業展開にも期待できるでしょう。

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