【2022年3月更新】「航空業」の技能評価試験スケジュール

今回は航空業の技能評価試験のスケジュールについてまとめました。
 
在留資格「特定技能(航空業)」を取得するためには、
航空業技能・日本語評価試験に合格しなればなりません。
 
特定技能(航空業)は国土交通省が管轄しております。(国土交通省のHPはこちら
 
 

最新の試験スケジュール


技能試験は公益社団法人日本航空技術協会(JAEA)が実施しています。

技能試験は国内・国外で開催されています。

※新型コロナウイルスの影響により、現在、国内外共に日程を調整しています。

国内試験

 
現在開催の予定はありません。
 

国外試験


現在開催の予定はありません。


 
 
日本語試験は「国際交流基金日本語基礎テスト又は日本語能力試験N4以上」に合格する必要があります。
「国際交流基金日本語基礎テスト又は日本語能力試験N4以上」は、どの分野でも合格が必須になります。
詳しい日程等についてはこちらの記事を参考にしてください。
 
 

試験概要

 
空港グランドハンドリングと航空機整備の2試験区分に分かれていますので、ご注意ください。
 
1.試験問題について
 
試験言語:日本語(専門用語等に関しては他の言語を併記している場合がある)   
実施方法:CBT方式   
受験資格:17歳以上(インドネシア国籍を有するものは18歳以上)
 
筆記試験と実技試験により合否の判定を行います。 
   
航空グランドハンドリング
 
・筆記試験(45分)(30問程度)
空港グランドハンドリングの基本事項   
①ランプエリア内での安全・セキュリティー確保   
②貨物のハンドリング   
③手荷物のハンドリング   
④客室内清掃    
⑤誘導作業
 
・実技試験(30分)(15問程度)
写真・イラスト等を用いた判断等試験になります。    
 
空港グランドハンドリングの基本事項   
①ランプエリア内での安全・セキュリティー確保   
②貨物のハンドリング   
③手荷物のハンドリング   
④客室内清掃  
   
 
航空機整備
 
・筆記試験(60分)(30問程度)
航空機整備の基本事項   
 
①航空機の基本技術(締結、電気計測)   
②作業安全・品質   
③航空機概要   
 
・実技試験(30分)(10問)
写真・イラスト等を用いた判断等試験になります。    
 
航空機整備の基本事項   
①締結   
②電気計測   
 
 
2.受験手数料
 
   国内試験  4,000円
 
   フィリピン 1,000PHP
 
   モンゴル  50,000MNT
 
 
3.合格基準
 
筆記、実技共に試験 合計点の65%以上  
 
 

申し込み方法

 
JAEAのホームページから受験申し込みが可能ですが、現在は受験申し込みは期限外です。
 
 

学習用テキスト

 
JASPAから試験対策用の学習用テキストが配布されています。
 
航空グランドハンドリング           航空機整備

空港グランドハンドリング試験問題サンプル   航空機整備試験問題サンプル
 
空港グランドハンドリングテキスト        航空機の基本技術(締結、電気計測)
 
空港グランドハンドリング安全・品質      作業安全・品質
 
                       航空機概要
 
 

試験免除対象者

 
以下のいずれかに該当する方については、技能試験・日本語試験が免除になります。
 
〇対象職種の第2号技能実習を修了した方
 
 

さいごに

 
新型コロナウイルスの影響で技能試験の開催が制限されている状況です。
航空業界は増加するインバウンドに対応していくためには、特定技能外国人の受け入れは不可欠でしょう。

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