【2022年3月更新】「外食業」の技能評価試験スケジュール

今回は「外食業」の技能評価試験のスケジュールについてまとめました。
 
在留資格「特定技能(外食業)」を取得するためには、
外食業技能測定試験に合格しなればなりません。

また企業は自社で働いている留学生アルバイトの方の在留資格を特定技能に変更したい場合、この試験に合格させる必要があります。
 
特定技能(外食業)は農林水産省が管轄しております。(農林水産省のHPはこちら

最新の試験スケジュール


外食業分野での技能試験は「一般社団法人外国人食品産業技能評価機構(OTAFF)」が実施しています。(OTAFF HPはこちら
 
技能試験は国内・国外で開催されています。
 

国内試験

下記の試験の受付は終了しています。

都道府県試験会場開催日定員
北海道札幌市ACU札幌(ASTY45)1月19日84名
宮城県仙台市ハーネル仙台1月14日(午前)99名
宮城県仙台市ハーネル仙台1月14日(午後)99名
埼玉県さいたま市JA共済埼玉ビル1月15日110名
埼玉県さいたま市JA共済埼玉ビル1月16日110名
埼玉県さいたま市JA共済埼玉ビル1月17日110名
埼玉県さいたま市JA共済埼玉ビル1月18日110名
東京都江東区タイム24ビル1月21日240名
東京都江東区タイム24ビル1月22日240名
東京都江東区タイム24ビル1月23日240名
東京都江東区タイム24ビル1月24日240名
東京都江東区 タイム24ビル 1月25日 240名
愛知県名古屋市名古屋国際会議場1月25日320名
愛知県名古屋市名古屋国際会議場1月26日320名
愛知県名古屋市 名古屋国際会議場 1月27日 320名
兵庫県神戸市神戸商工会議所1月27日140名
兵庫県神戸市神戸商工会議所1月30日140名
兵庫県神戸市 神戸商工会議所 1月31日 140名
広島県広島市広島県JAビル1月14日(午後1部)70名
広島県広島市 広島県JAビル 1月14日(午後2部)70名
愛媛県松山市愛媛県県民文化会館1月22日70名
福岡県福岡市福岡国際会議場1月17日324名
鹿児島県鹿児島市鹿児島県青少年会館1月19日50名
沖縄県那覇市沖縄産業支援センター1月14日25名
      (一般社団法人外国人食品産業技能評価機構OTAFF 「国内試験案内」参照)


〇試験までのフロー 

     
一次募集受験申請期間   
2021年11月29日 10:00 ~ 2021年12月1日 17:00 
(11月18日までに会員登録をする必要あり)
 
一次募集受験料支払い期限 
2021年12月6日まで
 
二次募集受験申請期間   
2021年12月8日 10:00 ~ 2021年12月9日 17:00 
(会員登録をする必要あり)
 
一次募集受験料支払い期限 2021年12月14日まで
 
受験票の発行       12月中旬
 
合格発表         2月中旬

国外試験


こちらより各国の試験スケジュールを確認できます。


・フィリピン    

こちらから確認・予約を行ってください。

マニラとダバオで試験を受ける場合は、ワクチン接種が必須となっています。
 
 
・インドネシア

こちらから確認・予約を行ってください。
 
インドネシアで試験を受ける場合は、最低1回のワクチン接種が必須となっています。


・カンボジア

こちらから確認・予約を行ってください。


・ネパール

こちらから確認・予約を行ってください。


・ミャンマー

現在試験は開催されておりません。


・タイ

こちらから確認・予約を行ってください。

 
・スリランカ

こちらから確認・予約を行ってください。


日本語試験は「国際交流基金日本語基礎テスト又は日本語能力試験N4以上」に合格する必要があります。
「国際交流基金日本語基礎テスト又は日本語能力試験N4以上」は、どの分野でも合格が必須になります。
詳しい日程等についてはこちらの記事を参考にしてください。
 
 

試験概要


1.試験問題について
 
  試験言語:日本語   
  実施方法:CBT方式   
  受験資格:17歳以上(インドネシア国籍を有する者は18歳以上)

 
 
  学科試験と実技試験の二部構成となります。      
 
  全45問 80分         
 
  学科試験(30問)    
  試験内容は、衛生管理、飲食物調理及び接客全般に係る知識及び業務上必要と
  なる日本語能力を測定します。  
   
  ・一般衛生管理に関する知識      
   HACCPに関する知識      
   食中毒に関する知識 など    (10問) 
     
  ・調理に関する知識      
   食材に関する知識      
   調理機器に関する知識 など   (10問) 
     
  ・接客サービスに関する知識      
   食の多様化に関する知識      
   クレーム対応に関する知識 など (10問)
 
  実技試験(15問)    
  図やイラスト等を用いた状況設定において正しい行動等を判断する判断試験及
  び所定の計算式を用いて必要となる作業の計画を立案する計画試験等により、
  業務上必要となる技能水準を測定します。
 
                  判断試験       計画立案        
  衛生管理             3問          2問     

  飲食物調理            3問          2問    

  接客全般             3問          2問
 
 
2.受験手数料
 
 
  国内試験:7,000円(税込み)


  国外試験:33USD(カンボジア、ミャンマー)
       
       450,000IDR(インドネシア)

       4,000NPR(ネパール)

       1,700PHP(フィリピン)

       1,050バーツ(タイ)

       6,300LKR(スリランカ)

       
 
3.合格基準
 
 
  問題の総得点の65%以上
 
 

申し込み方法


OTAFFのHPからインターネットにて予約
 
国内試験の申込には会員登録が必要です。会員登録はこちらから
 
国外試験の申込はこちらから
 
 

学習用テキスト


試験対策用の学習用テキストが「一般社団法人日本フードサービス協会」から配布されています。(HPはこちら
 
テキスト一覧
→日本語     衛生管理       飲食物調理      接客全般
→英語      衛生管理       飲食物調理      接客全般
→クメール語   衛生管理       飲食物調理      接客全般
→ミャンマー語  衛生管理       飲食物調理      接客全般
→ベトナム語   衛生管理       飲食物調理      接客全般
 
 

試験免除対象

 
以下に掲げる方については、技能試験・日本語試験が免除になります。
 
〇「医療・福祉施設給食製造」の第2号技能実習を修了した方
 
 

さいごに


OTAFFのHPには、国内試験の合格率が開示してあります。

二度、三度と試験を受験している方もいるのでこのデータだけだと分析しにくいですが、採用の基準のヒントにしてみてはいかがでしょうか。

今までの技能実習制度になかった分野ですので外食分野の多くの企業が注目しています。ご不明点があればお気軽にご相談ください。

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